お隣韓国での包茎事情はどうなっているんでしょう。韓国では最近事情がかなり変化しているようです。
元々、韓国では包茎手術率がとても高く、約8割という数字があります。
そこまで高い手術率になったのは、朝鮮戦争時にアメリカ人の医師が
不衛生さと性病予防のために広めたからと言われています。
それにしても8割ってすごいですよね。
北朝鮮のスパイかどうかを調べる際には、包茎の手術痕を見るとか見ないとか・・・。
そして、韓国の人々は手術後のペニスの形が本来の姿であり、
手術をしなければ雑菌などが女性の体中に入り込んでしまうと思っているようです。
更には精力がつくとか、大きくなるというのが理由だそうです。
う~ん。その通りですよね。
日本でも同じように考えている人は多いのではないでしょうか。
手術自体は小学校低学年の頃から受け初め、入隊までには大体終わるそうです。
小さい頃に手術を受けるときは、親に無理やり連れていかれ、
学校を2日から5日も休んだりするそうです。
相当痛いらしく、親を怨む人もいるらしいです。
そんな状況が続いていたところ、2000年から2011年の約10年間で、
手術を受けた人が約1/3に減ったというのです。
1970年代には、「兵役前の必須」という認識があったにも関わらずです。
この結果をソウル大学と中央大学の教授らが論文にまとめたというくらい、衝撃的なことだったんですね。
手術を受ける率が低下した理由として、最も特筆すべきは青少年の自己決定権を
尊重する社会の雰囲気なんだそうです。
無理やり手術を受けさせて「トラウマ」を残すことも、関連しているかもしれませんね。
親に無理やり手術を受けさせられた人たちが親になり、
それを子どもに押し付けないということなのでしょう。
日本では、親が手術を受けなくても良いと思っていても、
子どもの意思を尊重して受けさせるなんてところではないでしょうか。
しかし韓国は、男性も女性も整形手術が盛んなお国ですから、
日本よりは包茎手術率は高い数字が出続けるのでしょう。