包茎って遺伝するの?

包茎,DNA

自分の包茎は、父親譲りなんだろうかとか、

夫が包茎だから息子も・・・なんて疑問を抱いている人も少なくないんじゃないでしょうか。

親子でそっくりな顔をしていたり背格好が似ていたりすると、疑いたくなるのも当然です。

しかし、遺伝的に関係なく包茎になる人はたくさんいます。

では、遺伝はしないと言い切れるかというと、そこまでではありません。

遺伝とは関係なく包茎になるのは、何故なんでしょうか。

人は生まれてきたとき、誰もが包皮を被った状態で生まれているのです。

この状態を生理的包茎と言います。包皮は亀頭に癒着している状態なので、剥がすことはできません。

成長期の海綿体の発達・成長によって、包皮は徐々に剥がれていくのです。

では自然に剥がれていくかというと、そうでもなく、自らの関与があって剥けるのです。

自然に剥けないので、放置すれば包茎です。

積極的に自分が関わって改善しましょう。

ペニスが成長し包皮を上回ったり、いわゆる朝立ちで剥けかかったり、

自慰をするときに知らずに剥いていたり、他人から聞いて剥いてみたり・・・、

ということが重なったり連続したりするなかで、徐々に剥がれていくものです。

痛みや出血を伴うこともありますから、少しずつ包皮を剥いてみましょう。

不潔な手で触ると、雑菌が尿道から入ったりするので、手を洗ってから剥きましょう。

お風呂で洗いながら剥くのも良いでしょう。

但し、注意すべきことがあります。

包皮が亀頭を覆ている状態で、あまり自慰行為をし過ぎないことです。

なぜなら包皮が伸びてしまうことがあるからです。

真性包茎が治ったと思ったら今度は、重度の仮性包茎になったりしては、ちょっと悲しいですからね。

真性やカントン包茎の場合には、焦らず時間をかけて、剥き癖を付けましょう。

トイレに行った時も、当然剥いて小便をしましょうね。

でも、幼いときから剥き癖を付ける必要はありません。

成長期に剥き癖をしっかりとつければ、包茎が改善される可能性が高まります。