「セックスは、愛を確かめ合うためのもの。形や大きさは関係ない!」と言い切る人もいるでしょう。
それはそれでごもっともな意見です。
でも、人は欲深い生き物ですから、いずれそれだけでは我慢できなくなることもあります。
お互いが気持ちよくなってこそのセックスを求めてしまうことは、自然の摂理です。
仮性包茎であり、真性包茎であってもセックスはできます。
射精することもできます。
問題は、パートナーの女性が気持ち良いのかということと衛生面、メンタル面にあります。
あなたはコンドームを着けたときとそうでないときでは、どちらのセックスが気持ち良いですか?
間違いなく、着けないときですよね。これは男性・女性共通です。
では、包皮に覆われた陰茎と覆われていない陰茎では?
同じ理屈だと理解できますね。
覆われていない方が自分もパートナーも気持ち良いのです。
包皮に覆われた亀頭は、横に成長できずに、先細りになることもあるので、
カリ(根元に近い亀頭のくびれた部分)も発達せず、気持ち良さの減少につながります。
早漏、遅漏にもなり易い包茎では、セックスでパートナーを十分に満足させることは、
難しい面があると言えます。
次に衛生面を考えると、包茎は非衛生的ですから、コンドームを装着すべきです。
下手をすると、大切なパートナーを病に至らしめることにもなります。
自らの包皮で覆われている上に、更にコンドームを装着するとなると、
益々気持ち良さは感じにくくなってしまいますね。
気持ち良さを求めるという人間の欲求との絡みで、パートナーと衛生面の問題を考えてみましたが、
包茎の状態でのセックスはあまり良いものとは言えないでしょう。
加えて、コンプレックスとして包茎の問題を抱え込み過ぎ、女性に対して臆病になったり、
勃起不全(ED)に陥るケースまで出てきます。先ずは正しい理解と正しい対応を進めることで、
問題を大きくし過ぎず、パートナーと話し合うことが大切ではないでしょうか。